中堅者はドキュメントスキルをつけて一人前の技術者になる

IT技術者として一人前になるために

ドキュメントスキルを身に付けよう!

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技術者のドキュメントスキル

IT技術者であれば、システム設計やプログラミングに関するスキルは基礎として必要ですが、一人前の技術者になるためには、直接的にはあまり関係ないスキルを身に付ける必要もあります。その中でも、技術者が持っておきたいスキルのひとつがドキュメントスキルです。しかし、多くの技術者はドキュメントの作成に対して苦手意識を持っていることが多く、中堅者でもあまりやりたがらないのが実情です。しかし、ドキュメントスキルがあるかないかはプロジェクトの結果にも大きく響くので、技術者としてさらに成長するためにも積極的に身に付けておきましょう。

技術者のドキュメントとは

技術者が作成するドキュメントとは、プロジェクトに関連する資料全般のことを指します。それらのドキュメントは、実装を担当するプロジェクトメンバー向けとクライアント向け双方のものを用意する必要があるので、しっかりしたドキュメントを作りこもうと思うとかなりの作業量になります。実装を担当するメンバーは、技術者が作成した要件定義書や設計書などの各種仕様書をもとに作業を行うことになるので、ドキュメントに不備があるとそれがそのまま結果に反映してしまうリスクがあります。また、クライアント向けのドキュメントに関しては、詳細を提示するよう当初から求められるケースも増えており、提案書やマニュアル、各種報告書などを技術者が作成しなければならないこともあります。中には営業担当者が作成するドキュメントもありますが、詳しい仕様やプロジェクトのスケジュールなど、案件に関する詳細を把握している技術者にしかまとめられないことも多いので、ドキュメントスキルの有無は重要です。

ドキュメント作成に力を入れることによる効果

ひとつひとつのドキュメントを丁寧に作り込んでおけば、後で様々な方向から確認や質問が飛んでくるという事態を防ぐことができます。詳細なドキュメントを作成するためには手間がかかりますが、そこに手間をかけた方が全体的には作業の効率化になるのです。しかし、ドキュメントの内容が複雑だと読み手にとってはわかりにくいものになってしまうので、文章だけでなく図や画像なども織り交ぜながら、誰が読んでも理解できるドキュメントを作成するよう心がけることが大切です。ITシステムは作ったらそれで終わりということではなく、不具合が生じればその都度対応していかなければならないものなので、最初にドキュメント類をしっかり作っておくことによって長期的なメンテナンスコストの削減にもつなげたいものです。そのような経験を積んでいくことで、技術者としてのスキルだけでなくビジネス全般に通用するスキルを向上させることができるでしょう。